999体の幽霊が住む館を探検する「ホーンテッドマンション」には、公式の演出とは別に、ちょっとゾクッとする噂や都市伝説がたくさんあります。
「この恐怖ってどうやって作られてるの?」
という疑問も含めて、ホーンテッドマンションの不思議な世界を掘り下げてみます。
ホーンテッドマンションにまつわる噂
ゲストは999体の幽霊が徘徊する館を探検し、1000人目の幽霊を探すというストーリーで進んでいきます。
序盤には骸骨へと変化する不思議な絵画や、伸びて見える壁画。
後半には幽霊たちが踊るシーンや、巧妙な仕掛けが次々と登場します。
ちなみに毎年ハロウィーンからクリスマスの時期には、ティム・バートンの『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をテーマにした特別バージョン「ホリデーナイトメア」が実施されます。
ジャック・スケリントンたちがクリスマスの準備をしている様子が見られて、普段とはがらりと雰囲気が変わります。
お化け屋敷が苦手な人でも楽しみやすい時期なので、気になる方はぜひ。
それでは、ホーンテッドマンションにまつわる都市伝説を見ていきましょう。
姿を見せ手を振る謎の少女
オープン当初、「最も恐ろしかった場面はどこ?」というアンケートに多くのゲストが「書棚の後ろから現れて廊下で手を振る少女」と答えました。
ところが、スタッフが戸惑ったのには理由があって、そのようなシーンは公式の演出として存在していないからです。
それでも館内の特定の廊下で、計画外の少女の姿が繰り返し目撃されているんです。
館の窓に浮かぶ謎の女性
館の外で待っているゲストが、窓に「女性の姿」を見ることがあります。
幽霊だと思いがちですが、実際には「グランマ・サラのキッチン」というレストランの窓に映った影です。
このレストランの窓が、ホーンテッドマンションの演出の一部として機能しているんですね。
原因不明で突然止まるライド
アトラクションが突然止まることがあって、そのとき
「いたずら好きの幽霊が悪さをしているのかもしれません。しばらくお待ちください」
という案内が流れます。
この予期せぬ停止が幽霊の仕業だと噂されていますが、真相は謎のままです。
舞踏会に紛れ込む少女の霊
幽霊たちが宴やダンスを楽しむシーンの中に、じっとこちらを見つめる少女の霊が紛れ込んでいると噂されています。
他の幽霊は半透明に映し出されているのに、この少女は人間のように実体を伴って見えると言われています。
閉園後に現れる赤い服の女性
閉園後にメンテナンスをしているスタッフが、女性のうめき声を耳にすることがあるそうです。
調べてみると、赤い服を着た女性が壁をすり抜けるように現れることがあるとか。
この話が広まってから、現在では複数のスタッフで点検を行うようになったそうです。
ホンテの恐怖は巧妙な演出によるもの
ホーンテッドマンションは、恐怖を体験させるための細かい工夫が随所に仕込まれています。
知っておくと、次に乗るときに見方が変わりますよ。
孤独感を生む単独でのライド
「ドゥームバギー」は座席が背後まで覆う形になっていて、前方にしか視線を向けられない設計です。
それが独特の孤独感を生み出していて、一人取り残されたような感覚になります。
墓石の形をしたファストパス機
ファストパスの発券機が墓石を模したデザインになっていて、上部には骨壺のような装飾まであります。
こういう細かいところまで徹底しているのが、ホーンテッドマンションらしいですよね。
恐怖を象徴する青ヒゲの幽霊
館に登場する幽霊の中でも、特に恐ろしい存在とされているのが「青ヒゲ」です。
シャルル・ペローの童話に登場するキャラクターで、6人の妻を失踪させ殺害したとされています。
アトラクションの出口付近の墓石には、青ヒゲと6人の妻、そして生き残った7人目の妻の名前が刻まれています。
出口を出たら、ぜひ探してみてください。
縁起の悪い不吉な数字の演出
通常のアトラクションの待ち時間表示は5分刻みですが、ホーンテッドマンションは違います。
「4分」「9分」「13分」といった忌み数が表示されて、不吉さを漂わせています。
謎の待ち時間「13分」の表示
実際の待ち時間が約10分のときに「13分」と表示されることがあります。
西洋では「13」は不吉な数字とされていて、ローマ教皇すら避けるほどだと言われています。
あえて「13分」と表示することで、アトラクション特有の不気味な空気を作り出しているんですね。
ちなみに「13分」という表示は「実際の待ち時間は短いですよ」というサインでもあるので、見かけたらラッキーかもしれません。
無表情で接客する不気味なキャスト
ディズニーのキャストといえば、笑顔での対応が基本です。
しかし、ホーンテッドマンションでは無表情で、淡々とした対応が演出の一部になっています。
愛想を見せないことで、館全体の不気味さをより強調しているんです。
言われてみると、確かに他のアトラクションとは雰囲気が違いますよね。
ユーモラスな墓石のメッセージ
出口を出た左側には、ユーモアたっぷりの言葉遊びが刻まれた墓石が並んでいます。
「スィーユーレイター」「アイ・エル・ビーバック」など、約20人分の遊び心あるメッセージが英語で刻まれています。
怖いだけじゃなくて笑いも仕込まれているのが、ディズニーらしいですよね。
夜に漂う青白いひとだま
ホーンテッドマンションの右手にはガラス張りの温室があって、映画『ホーンテッドマンション』にも登場しています。
夜になるとこの温室に青白い光の「ひとだま」が現れることがあると言われています。
次にパークに来たとき、暗くなってから覗いてみてはどうでしょう。
夕暮れ時にコウモリが集まる場所
霊感が強い人たちの間では、ホーンテッドマンションはパークの中でも、特に避けるべき場所だと言われているそうです。
特に夕暮れ時には、不思議とコウモリが集まる現象が確認されていて、これは演出ではなく自然現象とされています。
死や弔いの象徴「糸杉」
館の敷地には、荒れ果てた雰囲気を演出するための植物が配置されていて、風になびく木々が嵐の中にいるような印象を与えます。
敷地内に植えられた糸杉は、ヨーロッパでは死や弔いの象徴とされています。
植物ひとつまで世界観に組み込まれているのが、ホーンテッドマンションの奥深さですよね。
まとめ
ホーンテッドマンションには、現実と演出の境目がわからないほど多くの仕掛けが散りばめられています。
公式の演出だけでなく、説明のつかない目撃談や噂まで含めると、この館にはまだまだ知られていない謎がありそうです。
恐怖と不思議、そして遊び心が混ざり合ったこのアトラクション、次に乗るときはぜひ細かいところにも目を向けてみてください。
きっと新しい発見がありますよ。

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