FF11は20年以上前にサービスが始まった、オンラインゲームです。
当時から今も続けてプレイしている、ベテランプレイヤーが数多く存在します。
一方で、最近になって新しくFF11を始めたいという声や、しばらく離れていたけれど復帰を考える人の声も増えています。
しかし、長年プレイしている人が多いゲームに今から参加できるのか、不安を感じる方も少なくありません。
この記事では、これからFF11を始めたい方や再開を考えている方向けに、役立つ情報やアドバイスをまとめました。
これからヴァナ・ディールの世界に挑戦してみたい方や、もう一度冒険を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
今のFF11が合う人のタイプとは?
これからFF11を始めようと考える人にとって、今のFF11が自分に合うかどうかは気になるところでしょう。
現在のFF11に向いているのは、以下のようなタイプのプレイヤーです。
・完成されたコンテンツをじっくり遊びたい人
・一人で冒険を楽しみたい人
・他のプレイヤーとの関わりを積極的に楽しめる人
ここからは、それぞれのタイプについて詳しく見ていきましょう。
完成された世界で遊びたい人
FF11には、非常に多くのコンテンツが用意されています。
5つの拡張ディスクや3つの追加シナリオ、アビセア三部作、星唄やエンブリオを中心としたミッション、そして数えきれないほどのクエストがあります。
さらに、それらに関連するバトルフィールドや、希少アイテムを手に入れるための戦闘コンテンツも数多く含まれています。
これらはすでにすべて実装済みで、遊び始めた時点から利用可能です。
ただし、新しい大規模コンテンツの追加は、ほとんど行われていません。
アップデートで、新要素が追加される期待感は薄いかもしれません。
その一方で、既存の膨大なコンテンツを、自分のペースで選びながら進められるのが、今のFF11の魅力です。
用意された世界を少しずつ体験したい人には、とても向いているゲームといえるでしょう。
一人で冒険するのが好きな人
FF11には「フェイス」というNPCと一緒に、パーティを組んで冒険できる仕組みがあります。
このシステムを利用すれば、レベル上げはもちろん、多くのコンテンツを一人で攻略できます。
そのため、わざわざ他のプレイヤーを集めて、パーティを作る必要はほとんどありません。
ソロで自由に進めたい人には、とても相性の良いゲームです。
現在のプレイヤーは、ほとんどがレベルを最大まで上げており、知り合い同士で遊ぶ傾向が強いです。
そのため、レベル99に到達するまでは、パーティに誘われる機会はまずありません。
また、仮にカンストしても、知らない人と組むことはほとんどないのが実情です。
そうした環境でも一人で遊び続けられることは、今からFF11を始める人にとって大きな魅力となるでしょう。
他のプレイヤーとの交流を楽しめる人
今のFF11は、一人で遊ぶスタイルが主流です。
とはいえ、エンドコンテンツや高難度の敵に挑むときには、他のプレイヤーと協力する必要があります。
ただし、かつて盛んだったシャウトやエールなどの募集は、現在ではあまり見かけなくなっています。
そのため、エンドコンテンツに挑戦したい場合は、自ら積極的に募集に参加し、関係を築いていく姿勢が求められます。
もっとも、必ずエンドコンテンツを攻略しなければならない訳ではありません。
多くのコンテンツは、フェイスを活用すればソロでも進められるため、他のプレイヤーとの関わりが必須というわけではないのです。
20年以上の歴史を持つFF11は、成熟したオンラインゲームとして独自の楽しみ方を提供しています。
自分のペースでプレイできるので、日々の生活でまとまった時間が取れない人や、深夜や早朝など人の少ない時間帯に遊びたい人でも無理なく楽しめます。
少しでも気になっている方は、まず気軽に始めてみるのがおすすめです。
FF11にはレベル30まで無料で遊べる「フリートライアル版」も用意されています。
復帰を考えている方も、まずは1カ月だけ課金して再開してみるのも良いでしょう。
また、別のゲームを遊びながら少しずつ進めていき、継続するかどうかを判断する方法もあります。
まとめ
FF11をソロで最後まで楽しむには、それなりの装備を整える必要があります。
強力なボスを倒すためには時間と労力が求められますが、それを受け入れられる人であれば十分に満喫できるでしょう。
私自身も数年前にソロで、ストーリーをクリアした経験があります。
さらに最近、FF11の公式サイトでは新年の挨拶の中で、フェイス(NPC仲間)の強化やソロプレイの幅を広げる取り組みが、検討されていると発表されました。
そのため、今後はボス戦の難易度が、以前より緩和される可能性もあります。
ただしFF11は、戦闘よりもそれ以外の部分で苦労する場面が多いと感じます。
昔のRPGでは、街のNPCに話しかけてヒントを得ることがありましたが、FF11はそれをさらに複雑にしたような作りになっています。
進行に迷う場面が少なくなく、用語辞典やWikiなど攻略情報を確認しながら、進めるのが前提となるでしょう。
こうした遊び方に、抵抗を感じる人には合わないかもしれません。
一方で、ミッションや多くのクエストは、ソロでも問題なく進められます。
家庭用RPGを、一人でじっくり遊ぶような感覚で楽しむのであれば、FF11は十分に魅力的です。
ただし、オンラインゲームとしてリンクシェル(MMORPGでいうギルドのような組織)に所属し、他プレイヤーとバトルコンテンツを満喫したい、と考える場合は注意が必要です。
かつてはレベル上げの過程で自然に仲間と出会い、リンクシェルに誘われることもありました。
しかし、現在ではそうした機会はほとんどなく、あるとしてもレベル99以上を前提とした高難度コンテンツの募集が中心です。
そのため、知り合いがいない新規プレイヤーにとっては、リンクシェルに加入するハードルは高いといえます。
とはいえ、ソロで遊びたい人にとって、今のFF11は非常に魅力的な環境です。
自分のペースでRPGの世界を楽しみたい方には、ぜひ一度試していただきたい作品です。
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